着物のクリーニングや染み抜き・仕立直し・リメイクなどの専門工房・浅井染色

留袖の黒色が茶褐色に変色してお困りの方へ

色(黒色）を上からかけることで、新品同様によみがえらせることができます。

留袖は時間とともに茶色に変色していきます。これはタンス焼けと言いまして、タンスの中の空気と染料が化学反応をおこして起こる現象です。それに、場合によってはカビによる影響で、部分的に色が抜け落ちるケースもあります。

式場での集合写真などで、黒色は比較されやすいので、お手入れをされないでお召しになると、その差は歴然としてきます。また貸衣装などで比較的安い留袖は、ポリエステル系の繊維で仕立てられることが多く、黒色の発色に深みがないので一般の方でも、正絹物との差はすぐわかることができます。

このように、他の着物と違ってベースとなる黒色の生地の差が、品質の差となってしまうので、気を付けたいところですね。譲られた留袖、数十年前に誂えられた留袖でも、お手入れにより新品同様に蘇ります。貸衣装（十万円前後はします）を検討される前に、一度お持ちの留袖のリフォームをご検討くださいませ。長襦袢、草履、バッグ、帯揚げ、帯締めなどの小物類も格安でご用意させていただきます。

私共の店では、基本、洗い張りをして生地を整えてから色をかけていきます。色カケ代は8万円からですが、洗い張り、仕立て代が別途必要になります。

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