着物の染め替え・染め直し
時代の色に合わなくなった着物、色やけやシミを隠したいとお考えの方へ
創業90年の経験と実績に裏打ちされた技術によって、年代にふさわしい色合いに染め上げます
色無地の着物の染め替え
お嫁入り前に準備されたピンクや、黄色などの色鮮やかな色無地は、さすがにある年代を超えると着用にためらいが生じますね。
でも大丈夫です。元々、お嫁入りの道具として作られた色無地は、染め替えを前提として作られています。下の写真のように柿色の色無地などは脱色して、見本のようなグレー系に染め変えることにより、永年お召しになることが可能になります。染め替える色はグレー系でなくても、茶系や紫系などのその他落ち着いた色であれば、新品同様に蘇らせることは可能です。
「一粒で二度おいしい」はお菓子だけの世界ではありません。染め変えることにより、少なくとも二度、時代に合わせた着物としてご活用いただけます。
柄染め
白生地を小紋柄に染め替えたり、元々の着物の、柄を生かして、ベースの地色だけを染め替えたりできます。
丸染め
染め替えは、一旦着物を解き反物状態にして、おこないます。当然、染め上がり後仕立てが必要になります。その仕立て替えの費用を不要にした『丸染め』が開発されました。
着物の状態のまま染め上げます。従って、裏地も同じ色に染まりますが、リーズナブルな価格で色調を替えたい方には、お勧めです。
【裏地】
ヤケ直し・色かけ
着物は、経年変化で色がくすんだり、ヤケたりします。箪笥ヤケといって、長年着物をタンスに収納したままにしておくと、染料が化学変化して、色ヤケを起こします。
このような状態の着物は、上から色をかけたりして、色調整行います。どのような染料を加えるのかは、長年の経験と技術が要求される、難易度の高い加工になります。
これも、弊店では、国家検定染色補正士がおこないます。
柄付け・金加工
しみ抜きが困難場合には、その箇所に柄を足して、シミを隠すことを柄付けといいます。
金彩加工・金駒直し
主に留袖に使用される金加工は、経年変化により金箔がはげたり、金刺繍がほつれたりすることがあります。金糸を細かく縫い付ける手法、金駒直しができる職人さんが少なくなっていることは事実です。
弊店では、金駒直しを含む金彩加工の補整を承っております。
福岡県福岡市中央区薬院2-13-5 (有)浅井染色整理工場
TEL: 092-741-2749