着物のクリーニングや染み抜き・仕立直し・リメイクなどの専門工房・浅井染色

派手になった色無地の着物の染め替えを、お考えの方へ

昔から、着物上手は染め替え上手といいます。

Before(紅赤色）	After（鳩羽色）

良家のお嬢様方にはお嫁入り前に、喪服・留袖・色無地を持たせるのが通例になっていました。

最近その風習が崩れてきているようで、寂しいきがしますが。

基本着物の三種の神器は、、お嫁入り後の仏事、慶事に即対応できるといった生活の知恵が凝縮されているように思います。

特に色無地はある意味ＴＰＯに適した万能の着物といっても良いくらいです。

今回染直しをさせていただいた紅赤の色無地（鮮やかな赤色）は、せいぜい30歳代までの着物となりますし、当然仏事にはお召しになれません。

しかし、本来色無地は染め替えを想定して作ってありますので、染め替えに何ら問題はありません。もし、体系が変わったとしても仕立て替えしますので、寸法が合わなくて、お召しになれないことは、まずありません。

今回の染直し後の色合いは、鳩羽色といってくすんだ青紫になります。鳩の羽のような色で、鳩羽鼠とも言います。

上品な落ち着いた色合いなので、年を重ねて幾つになってもお召しになれます。

また背中には、同色系の糸で、家紋を入れてありますので、格式高い着物として使えます。

派手になって着られないとお悩みの前に、ぜひ私共浅井染色にお気軽にご相談ください・

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